ところでホームページ屋さんって儲かるの?

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結論から言えば儲かりませんw
自虐的だけど、世のホームページ屋さんは儲かっていないはず。
本業が言うから間違いない?いや、おそらくそうだろう。

さて、ホームページ屋さんというのはいろいろな源流というか始まり方があって、それによって分類できると思う。
それはさかのぼること2000年あたりからのお話・・・。

まず、ひとつめは、デザイン会社がホームページを扱い始めたケース。
つまり印刷デザインが専業の会社がニーズがあるからはじめる場合ね。
見た目はキレイなんだけど印刷の色目を重視するので、ブラウザやOS依存をあんまり分かってないところが多い。
また視点の流れが紙ベースなので、思いのほか使いにくいことが多々ある。
でも、紙の知識があるのでどうしてもクセが抜けないこともあり、結局は凡庸なものになりがちか。

次はシステム会社がホームページを作り出したケース。
システム寄りなので使い方重視というか、プログラマー的な積み上げ形式なので無駄なボタンや分かりにくいレイアウトになりがち。それなりに工夫をするのだけど、使いにくさが改善されるわkではなかったりする。

そんな時代を経て、今では比較的に均一なデザインやレイアウトが保てるようになったけど、あくまでも副業的な要素が拭えないので、ユーザビリティに乏しいことも多々ある。

本来なら、そこでコンテンツ重視かつユーザビリティを考えた設計ができるデザイナーが育てば良かったのだけど、それを求めるニーズがあったかといえば少々疑問だ。
なぜならホームページがあればOKの時代だったから、よく分からないデザインでも通ったし、また安易な作成ソフトで社内で作るケースも多かったので、珍妙なままでも満足されたから。

で、ホームページ専業の会社が出てくるのだけど、ここはマジックワードを持っていないと難しかったりする。
つまりSEO対策を全面に出した会社だ。
ホームページがあればOKの時代から検索上位至高主義なものになって何年も経ったけど、コーディングテクニックよりもSEOテクニックで収益をあげる方が儲けやすい風潮になってきた。
そのためナンチャッテSEOやら小手先被リンクとかが蔓延して、ホームページ構築が二の次になってきた。
商品としてのホームページから、何でもいいから検索上位のコンテンツ不在のものが増えていく。

そうなるとホームページ業者は、少ない労力で大量生産かオプション型のビジネスモデルに流れるわけだ。
大量生産型はテンプレートの蔓延でコストを下げることができたけど、売上も上がらなくなってきた。
またCMSの出現で、システム屋さんが判子型のホームページかつ自社で管理という切り口を作ってしまったので、ますます収益が求めにくくなってきた。
システム屋さんのビジネスモデルは制作よりもメンテナンスで売上を保つ仕組みなので、ホームページ管理は手掛けやすいのだが、それほど儲けにはならないだろう。なにしろ客先のコンテンツに更新がなければやることも少ない。

では、儲かっているホームページ業者は何を収益源としているかといえば、少なからずオプション型であろう。
例えばサーバ管理や社内システム管理など。またはSEOやプロモーション、マーケティングなどの本来のコンテンツ管理以外のものがなければ難しい。
つまり初動はホームページからだけど、そこから派生する諸々の作業を代行する仕組みを作るしかないのだ。
最近ではSNS管理が業務として増えてきたけど、これはうまく契約しないと儲けには繋がりにくい。
結局は誰にでも出来ると思われていることを、専門知識を持って誰にでもできない業務と認めさせるしかないので、単純なホームページ屋さんでは成り立ちにくいのだ。

するとホームページ屋さんが生きる方向はコンサルか自社完結できるサービス、システムメンテナンスになるわけで、細分化が進んでいるともいえよう。
ゆえにウチは"web屋さん"と名乗っているのだね。web関係ならほぼなんでもできるので、web系総合商社?(おこがましい)

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